お客様のためのWebサイトとは何か?

« オリエンテーションでオンリーワン | ホーム | 書評:Webデザイナーなら知っておかなければならない「SEO(検索エンジン最適化)を超えたホームページ集客術」 »

動的サイト構築のための要求定義書

先月ヒヤリングした人材バンクのサイトがいよいよ動きそうである。内容は就職関連のマッチングサイトだが、会員登録制の動的なコンテンツを含むため、プログラム部分は他社へアウトソーシングする形になる。

近々アウトソーシング先にサイト概要の説明とプログラム部分の見積もりを依頼するため、クライアントの要求定義書を作成した。

通常、こういうプログラムを含むサイトを構築する手順は、以下のような流れになる。

(1) クライアントにヒヤリング
   ↓
(2) ヒヤリング内容に基づき要求定義書(クライアントから受けたサイトで実現する機能に関する要望をまとめたもの)を作成
   ↓
(3) 要求定義書を元に見積を行い、提出
   ↓
(4) 受注
   ↓
(5) 制作スタート:ミーティングにてさらにサイトの内容を詰める
   ↓
(6) 仕様書(サイトマップや、動的コンテンツの画面遷移等をまとめた設計書のようなもの)作成
   ↓
(7) クライアント承認
   ↓
(8) サイトデザイン、コンテンツ制作

実際、このように1段階ずつ進んでいくことは日程的に困難であり、(6)(7)(8)は同時進行になる。今、取り組んでいるのはちょうど(2)である。この要求定義書に基づき、自分たちのデザイン費用と、アウトソーシング先のプログラム制作費用を見積もる。これが(3)になる。

だが、やる気マンマンのクライアントは、早くも(8)の画面デザインを求めてきた。ターゲットユーザーに広告を打つので、TOPページのデザイン案が欲しいというのがその理由である。

しかしながら(2)をせずに、いきなり(8)はできない。コンテンツの項目もまとめきれていない状況でデザインを起こすのは困難である。コンテンツが確定して初めてその重要度、優先順位がハッキリする。それによって目立たせるコンテンツとそうでないコンテンツへのナビゲーションボタンのレイアウトが変わるからである。

しかし、クライアントとって、このあたりの事情はなかなか理解しがいたいようで、とにかく早くデザインされた画面を見たいと言う。よって早く要求定義書をまとめて見積と同時にデザインに取り掛からなければならない状況なのである。

このようなプログラムが絡んでくるサイトにおいて、ターゲットユーザーが何通りにも分かれ、そのターゲットユーザーごとに提供するコンテンツが違うケースなどは、情報の整理が非常に難しい。いろいろ試行錯誤しながらサイトの完成図を起こさなければならない。

しばらく時間がかかりそうである。

« オリエンテーションでオンリーワン | ホーム | 書評:Webデザイナーなら知っておかなければならない「SEO(検索エンジン最適化)を超えたホームページ集客術」 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kobaken.biz/mt/mt-tb.cgi/48

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 動的サイト構築のための要求定義書:

» オンラインショップ三昧 送信元 Kobaken ジャーナル
担当ECサイトのメルマガ配信日である。 午前中一杯かかってメルマガで告知するセールやオークションの準備も無事間に合った。 メルマガの内容は極力サラっとした内容に変更した。 メルマガの効果は配信日から2〓3日の間に現れる。4日経つと忘れ去られてしまうものなのだ... [詳しくはこちら]

» 書評:プログラマーにナメられないために:「ノンプログラマーのためのWebデータベース構築ガイド」 送信元 Kobaken ジャーナル
target="_blank"> 私のお気に入り度:★★★★☆ この本は私のようにプログラムは書けないが、プログラマーに対して指示を出さなければならないデザイナー向けの本である。 ちょうど1年前、あるクライアントにて製品のデータベースを構築し、それをWebで公開するという話... [詳しくはこちら]

» プログラムのアウトソーシング先と打ち合わせ 送信元 Kobaken ジャーナル
人材バンクサイト構築の件で、プログラムをアウトソーシングする会社との第1回打ち合わせを行なった。今回の打ち合わせの目的は、構築するサイトの概要説明と、今後のスケジュールの確認である。 先方は代表取締役とプログラマーの2人。こちらは私の1人。昨年も2つのサ... [詳しくはこちら]

» また徹夜 送信元 Kobaken ジャーナル : 畑違いWebデザイナーの模索
人材バンクの案件。私が数日前まで夜更かし連発で制作した画面仕様書を元に、プログラムのアウトソーシング先からデモ画面が提出された。このデモ画面はまだプログラムは組み込まれていないものの、ブラウザ上で実際の画面の動きが確認できるものである。 クライアントに... [詳しくはこちら]

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

kobakenのTwitter

kobakenのTwitter

    follow me on Twitter

    携帯用サイト

    携帯用サイトQRコード

    アーカイブ

    Powered by
    Movable Type 3.35

    あわせて読みたい