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書評:採用されない企画書は、「紙くず」に過ぎない。
「企画力 『共感の物語」を伝える技術と心得 プロフェッショナル講座』


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私のお気に入り度:★★★★★

今月始めから取り組んできた企画書がようやく完成した。今回の企画書作成において、参考になった本が今回紹介する「企画力」である。

この本は企画書や提案書作成におけるテクニックを紹介するようなノウハウ本ではない。プロフェッショナルとして、企画書を作成する上での心構えが述べられている。

その中で、衝撃だったのが、

【採用されない企画書は、「紙くず」に過ぎない。】

という一文である。私はいままで企画書あるいは提案書というものを数多く作成してきた。中にはコンペで採用されなかったものもある。それらはすべて、「紙くず」なのか...。トホホ。

また、

【没にした企画の数が、企画の凄み】
であるということ。ひとつの優れた企画書が生まれるまでには、その背後に企画に盛り込まれなかった数々のアイデアやメモ、社内企画書が必要であり、そのような「没にした企画の数」が、最後に採用され、顧客に提案される企画書の「凄み」になるという。

私はこの一文を読んで、自分のこれまでの仕事への取り組み方を振り返り、大変恥ずかしくなった。一夜漬けで作成していた企画書や提案書(以前の記事6/16/10参照)、このような企画書は、著者から言わせて見れば、「汗をかいていない企画書」なのである。企画書とはいえないお粗末なものだ。自分にはプロフェッショナルなんだという自覚がまだまだ欠けていることを気づかせてくれた。しかも強烈に!

私は今回、企画書の構成にじっくり時間をかけ、本に書かれている心得を自分のレベルで噛み砕きながら作成してみたつもりである。4社の間でコンペを行い、受注できるかどうかが決まる。すでにクライアントは、事前にある業者に目星をつけているようであり、その業者がサイトマップの案まで作成しているため、私たちにとっては有利な条件ではない。

しかし、そんな言い訳は通用しない。採用されなければ今回の企画書はただの「紙くず」になってしまうのである。

私は現在、社内で重要な企画書作成を全て任される立場にある。うぬぼれではなく、社内で自分以上の企画書を作成できる人間はいないと思っている。こういう状況にしばらく浸っていると、現状で満足したり、自分のレベルを勘違いしかねないのだ。井の中の蛙である。自分のレベルをさらに上げるには、自分で自問自答し、思考錯誤せねばならない。

そんな時、今回のような実績のある著書の本というのは、自分を戒め、先生となってくれるものなのだ。

企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得 プロフェッショナル講座 1470円(税込)のより詳しい情報はこちら

コンペの結果はこちらの日記にて。

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先日作成した企画書が4社コンペの末、無事、採用される見通しとなった。 企画書は「紙くず」にならずに済んだ! 直前に読んだこの本の元は十分にとれた。 コンペの前にすでにクライアントは1社に目星をつけ、サイトマップも出来上がっていたので、それをいかにしてこちら... [詳しくはこちら]

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