年明けから制作にとりかかっていた人材バンクと求職者のマッチングサイトが、ようやく一段落できそうである。
このサイトのターゲットは人材バンクと専門職の資格を持つ求職者である。人材バンクが求人情報を提供して、それを見た求職者と人材バンクを結びつけるのが目的だ。
そしてサイト管理者であるクライアントが、人材バンクからマージンをもらうというビジネスモデルである。この手のサイトはかなり多く、私も無職の時は片っ端から求職者会員の登録をしたものである。
サイト公開にあたり、現状の課題は以下の2点。
(1)いかに人材バンクの登録数を集め、サイトに掲載する求人数を増やすのか?
(2)いかに求職者の登録者を増やすのか?
まず(1)が先決である。求人がないと求職者は集まらない。そこでクライアントは先日、人材バンクに向けてダイレクトメールを送った。その結果、反応は上々だという。ある程度の求人数は確保できそうだとのこと。
残る課題は(2)いかに求職者の登録者を増やすか? である。
その課題に対して本日、クライアントと打ち合わせを行なった。
クライアントが抱いている不安は、
「どのようにして求職者にサイトを見つけてもらえばよいか分からない。」
ということである。
これにはいろんな対策がある。まず大前提なのはYahooへの登録である。もちろん、有料のビジネスエクスプレスで登録する必要がある。
しかし、ただ登録すればいいというものではない。登録するカテゴリや、サイトの説明文を吟味する必要がある。これらはターゲットとなる求職者が入力するキーワードから検討し、決定する。
登録申請の時期も早まってはいけない。クライアントは本日中にも申請すると意気込んでいたが、現在サイトは公開しているものの、求人データがまだ登録されていないのだ。こんな状況でYahooに登録されたとしても、訪れた求職者は、サイトにまったく求人データが無いためにがっかりするだろう。そしてこのサイトはショボイと判断し、二度と訪れてくれなくなる。
ましてや、登録後1週間は、サイト名の横に「NEW」というマークが表示されるために目立ち、アクセス数が多くなる。この最初の時期のチャンスを無駄にしてはならない。
次の対策として提案しているのはオーバーチュアのキーワード広告である。これについてはこのブログでも少し説明したことがあるが、Yahooに登録されていないサイトでも検索結果の上部に表示されるという広告である。しかも、どのキーワードで検索されたときに表示するのかを指定することができる。
年中広告を出していると費用がかさむので、時期を絞って実施すると効果が出そうだ。
そして次に注目しているプロモーションの方法がオプトインメールとよばれるものである。オプトインメールとは、事前にダイレクトメールの受け取りを了承したユーザーに対して電子メールによるダイレクトメールを送信する手法のことをいう。
YahooでもYahooデリバーというオプトインメールのサービスを提供している。Yahooに会員登録しているユーザーから職業や年齢、性別などの属性で対象を絞ってダイレクトメールを送信することができるため、通常のダイレクトメールよりも高い反応率が得られる。しかも紙のダイレクトメールより格段に安い。
これはインターネットならではの新しいマーケティング手法である。今回はクライアントにこの方法も提案した。
クライアントはもちろんオプトインメールなんて知らない。即、Yahooに資料請求していた。
以上はとりあえず実施できる短期的なプロモーションである。
長期的なプロモーションについては、サイト内の情報の充実がある。といっても求人情報の充実だけではない。求職者が必要とするお役立ち的な要素を持ったテキスト情報の充実である。
テキスト中心のコンテンツは、その文章の中にあるキーワードで検索にHIITするだけではなく、サイトの信頼性、有用性のためにもっとも重要なのである。しかし、このあたりを理解してもらえるクライアントは少ない。
なお、今後は上記のようなアドバイスや、ページを充実していくといった取り組みをサポートするためには、毎月一定の保守費用をいただく必要があることを伝えて、打ち合わせは終了した。
