先月末から、とある大学の一学部のサイトの制作にとりかかっている。300ページ強のサイトを実質3週間で納品しなければならない厳しいスケジュールである。
公共性の高いサイト構築の実績は、多少予算が少なくてもWeb制作会社にとってぜひとも受注したい案件である。見込み客がWeb制作会社を選ぶとき、実績は大きな決定要因だが、県や市といった公共サイトを構築しているということは大きな安心感に繋がるのだ。
今回のクライアントはネームバリューでいうと自分が勤めている会社のクライアントの中で文句無しにナンバーワンである。
さて、公共のサイト制作はメリットばかりではない。私の経験からいくと制作は大抵、困難を極める。それはクライアント側でリーダーシップを発揮する担当者がいないというパターンが多いからである。
制作進行のポイント、ポイントで関係部署全員に意見を聞いて、そのバラバラの意見をクライアント側で取りまとめることなく、全てを制作会社に突きつけてくるのだ。
一度決定したことが、後に一人の関係者の発言で覆されることもある。
制作会社から見ると、クライアントの窓口が多数ある状態。担当者というのが名ばかりで、決定権がない場合が多い。おそらくチームで仕事をした経験が少ないため、リーダーシップを発揮できないのであろう。
プロジェクトマネジメントはつくづく難しいと思うが、
ひとつの目的に向かって、チーム全員を導いていくことがWebディレクターの使命である。
今までの経験を生かしてワークフローを見直し、進めている。
