私のお気に入り度:★★★★☆
私はSEO※なんて言葉はWebデザイナーとして今の会社に入るまでまったく知らなかったことは以前の日記に書いた。しかし、ここ最近、SEOに関する本がかなり発売されるようになり、知らないでは本業として恥ずかしい状況になった。
クライアントでもSEO、または検索エンジン最適化のことを知っている人は多い。私は主にSEOに関する知識や手法は、実務やインターネットの情報から勉強してきた。最近はSEOにみならず、SEM(サーチエンジンマーケティング)という言葉も聞かれるようになった。
今回紹介するこの本は最近発売された本で、SEO、SEMに関する知識を実務レベルでやさしく紹介しており、これからSEOを学びたい人でも十分に理解できる内容となっている。
この本を読む前から、私は検索エンジンの上位表示を狙うターゲットキーワードを探すときに、オーバーチュアの「キーワードアドバイスツール」を使用している。これは、キーワードを入れて検索すると、そのキーワードで過去1ヶ月に何回検索されたかを知ることができる優れものである。
試しにこのキーワードアドバイスツールを使用して「Webデザイナー」を検索して欲しい。
画面には、オーバーチュア関連のネットワーク全体(Yahoo含む)で、「Webデザイナー」というキーワードで検索された回数が、前の1ヶ月で4533回あり、そのうち「Webデザイナー+になる」が179回(2003年12月データ)あったと表示されているはずである。
このツールを使用すればそのキーワードの検索回数だけではなく、更にどのような追加キーワードで絞り込まれているのかという事まで知ることができるのだ。
ではKobakenジャーナルではどのキーワードで最適化することを目指すべきなのだろうか?
このサイトの主ターゲットはWebデザイナー志望の人、Webに興味のある人または現役でWeb関連の仕事をしている同業者である。
「Webデザイナー」という単独のキーワードでこのKobakenジャーナルを最適化することはライバルも多く困難であるし、まだターゲットが大きすぎる。Webデザイナーの求人を探している人かも知れない。
それに対し、先述の「Webデザイナーになる」で検索をする人々は、ほぼ主ターゲットのWebデザイナー志望の人であることが推測される。よって、このサイトはまず、「Webデザイナーになる」というキーワードで上位表示を狙った方が得策だろう。
「Yahoo」にて「Webデザイナー」で検索してみて欲しい。結果はどうであろうか?上位4つの「スポンサーサイト」は、最近話題のPPC広告(これについてもこの本で解説されている)である。いわば金を払って優先的に上位に表示させているのであって、これはSEOの対象ではない。
その下の「ページとの一致」を見て欲しい。1番目に表示されているサイトは何であるかよく確認して欲しい。これは偶然ではなく狙って対策を施した結果である。
この「ページの一致」というのはGoogleという検索エンジンを使用してHITしたページのことである。Yahooのディレクトリ内にキーワードと一致するページが無い場合、Googleの検索結果がここにそのまま表示される。
次にこのGoogleで「Webデザイナーになる」を検索して欲しい。検索結果は先ほどのYahooの「ページの一致」と同じことが分かるであろう。
検索エンジンのシェアはYahooとGoogleで80%を占めている。想定したキーワードでこの2つを抑えることが大前提である。
世の中にはこのSEOのみを専門にしている企業があり、1件あたり数百万円も報酬を得ていると聞く。しかしライバルの少ないキーワードであれば私が独学で学んだ知識だけでもこのようにそれなりのSEOは行なえるのである。
むしろ大事なのはテクニックではなく、効果のあるキーワードを選定する目を持つことなのである。
※SEO(エス・イー・オー)と読む。検索エンジン最適化の意味。YahooやGoogleなどの検索エンジンで、想定されるキーワードで検索された際に上位に表示されるようにするノウハウ。
私が今の会社の就職時にはまったく知らなかった用語であった。
最近はSEM(サーチエンジン・マーケティング)という言葉もよく耳にするようになった。
SEO(検索エンジン最適化)を超えたホームページ集客術 1600円(税別)のより詳しい情報はこちら